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物理の話
北半球でゴルフをするとボールがスライスするという話
ゴルフされますか? 以前の記事で「コリオリの力」という見かけの力の話をしました。 北半球では、動いているものがだんだん右に逸れていくというものです。 ということは、北半球ではゴルフで打ったボールも右方向にずれる、つまりスライスするということになります。 その場合、コリオリの力がどのくらい影響するのか計算してみました。 -
物理の話
光の速度は空気中と水中どちらが速い? 最初に実験したのは誰?
空気中と水中、光の速度はどちらが速いでしょうか? などといいながらいきなり答えを書きます。空気中です。 現在では常識で、光の屈折も速度の違いから説明されます。 しかし過去には、どちらの方が速いのか論争があり、それを確かめる実験も行われました。 -
化学の話
引火点、着火点とは? ものが燃える仕組みを簡単に
引火点、着火点という言葉を聞いたことがありますか? 聞いたことがあっても、詳しい意味までは知らない人もいるかと思います。 引火点、着火点を理解するためには「も... -
化学の話
フラーレンとは? 無限の可能性を秘めた炭素物質
サッカーボール型の炭素 ”フラーレン” 発見者が1996年にノーベル化学賞を受賞したことでも知られる物質です。 今回は、このフラーレンについて簡単に説明してみたいと思います。 -
物理の話
物理は一番簡単な学問分野だという説?
「学問分野で一番簡単なのは物理だ」という説があります。 物理嫌いの人だけでなく、物理を専門にしている人からも反論が来そうな気がしますが、ちゃんと説得力のある説です。 なぜ物理が一番簡単な学問だと言われることがあるのか、簡単に説明してみましょう。 -
物理の話
エネルギー保存則とは何か?視点を変えるとわかりやすいかも
エネルギー保存則とはどんなものでしょう? 「運動エネルギーと位置エネルギーを足しあわせたものが保存するという法則」 もちろん、正しい答えです。 でも物事の見方はひとつに決まるものではありません。 エネルギー保存則を少し違った視点で眺めてみると、新しい発見があるかもしれません。 -
化学の話
テフロンとは何か? ボンベの中に詰まっていた不思議な物質
テフロンと言えば、フライパンなどの調理器具に施されているテフロン加工を思い浮かべる人が多いでしょう。 でもテフロンとは何かと聞かれても、答えるのは難しいのではないでしょうか? そこで、テフロンとはどういうものなのか、テフロンはどんな特性があるのか、そしてテフロン発明の舞台裏を紹介したいと思います。 -
物理の話
時計を変えた振り子時計 周期運動で時を刻んだ結果
以前の記事で、時刻と時間は違うものであること、そして時間を測る時計で時刻を測るようになったことを説明しました。 その後、さらに時計が進化して現在に至るのですが、そのターニングポイントになったのが「振り子時計」です。 振り子時計から始まった時計革命を歴史を追って説明してみようと思います。 -
物理の話
第二種永久機関とは何か? エネルギー保存則を破らない永久機関がある
永久機関には、第一種永久機関と第二種永久機関の2種類があることを知っていますか? 「永久機関はエネルギー保存則に反するので存在しない」 そう思っている人が多いと思いますが、第二種永久機関はエネルギー保存則には反していない永久機関です。 -
物理の話
学校で教えてくれないボイル=シャルルの法則 温度とは何なのか?
PV=nRTで表わされるボイル=シャルルの法則。 最初に中学の理科で習い、高校の物理でも習う有名な法則ですが、この法則にはあまり知られていない裏の顔があります。 ボイル=シャルルの法則が生まれた背景やその意義を説明することで、学校では教えてくれない裏の顔を浮かび上がらせてみたいと思います。 -
物理の話
電子レンジの仕組みを簡単に説明! 電波を使って加熱できる理由は水分だった
家電の中でも、仕組みがわかりにくいものの代表が電子レンジではないでしょうか? 私たちの生活になくてはならないものですが、その仕組みを理解している人は少ないようです。 そこで、電子レンジの仕組みをわかりやすく解説してみたいと思います。 -
化学の話
カーボンナノチューブとは何か? 世界を変えるかもしれない究極素材
カーボンナノチューブという物質を知っていますか? 炭素でできた目に見えないほど小さなチューブ状の物質で、私たちの生活を一変させるほどの可能性を秘めた材料です。 究極素材とも言われるカーボンナノチューブの世界をのぞいてみましょう。