2023年– date –
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特殊相対性理論は絶対空間を否定したのか?
ニュートンは力学を作る際に、物事が起きる舞台としての絶対空間があることを前提としました。 そして、アインシュタインが相対世理論で、その絶対空間を否定したとよく言われます。 実際はどうなのでしょう。 ニュートン力学と特殊相対世理論での絶対... -
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ラプラスの悪魔とマクスウェルの悪魔の濃密な関係
ラプラスの悪魔とマクスウェルの悪魔、物理の二大悪魔ですが、最近この悪魔同士は密接な関係を持っているのではないかと思い始めました。 新しくブログを始めていますが、少し込み入った話になりますし、このサイトのメインテーマ熱力学にも関連するの... -
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フーコーの振り子の正弦則の簡単な導出
別サイトでこんな記事を書きました。 『フーコーの振り子の実験とは? 地球の自転を証明した非公認科学者』 その中で、フーコーの正弦則 T=24/sinθ T:振り子振動面が一周する時間、θ:緯度 を示したのですが、式の導出まではやっていません。 ... -
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具体例でみる熱力学9/エントロピー
前回から読む最初から読む 前回までで、説明はほぼ終わりです。ただ、大事なエントロピーがまだ出てきてないので、体裁を整えつつエントロピーを導いていきましょう。 【熱力学第一法則のまとめ】 まずは可逆的に変化させた場合を考えます。 状態1から状... -
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具体例でみる熱力学8/熱エンジン
前回から読む最初から読む 前回、温度変化を考慮すると、高温から低温に熱が移動するという変化を考慮しなければならないことがわかりました。それには、ヒートポンプと熱エンジンの理解が不可欠です。今回は、そこに焦点を当ててみます。 【熱エンジンで... -
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具体例でみる熱力学7/温度という厄介なもの
前回から読む最初から読む ここまでで、自然に起きる変化の方向と、取り出せることができる仕事の関係をみてきました。AからBへの変化と逆のBからAの変化のうち、どちらかは仕事を取り出すことができます。その仕事を取り出せる方向へは自然に変化するとい... -
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具体例でみる熱力学6/変化する方向がわかる?
前回から読む最初から読む ここまで、水と水溶液の混合を例にして、仕事を取り出す方法を考えてきました。そして、どの方法でも仕事の最大値は同じになることを示しました。言い換えると、同じ値になるように各種の特性が決まっているのです。今回はこれま... -
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具体例でみる熱力学5/仕事を取り出す他の方法
前回から読む最初から読む 前回は、蒸気圧を使った水と溶液との混合で仕事を取り出す方法を考えて、その最大値を計算しました。そして、その結果が半透膜を使った場合の仕事の最大値と同じ結果になることを示しました。 今回はさらに他の方法を考えてみま... -
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蒸気圧で仕事を取り出す方法の補足
”具体例でみる熱力学4/蒸気圧で仕事を取り出す方法”という記事で、溶液から水を蒸発させ、その水蒸気を水にする過程を可逆的に行う計算をしました。そのとき、後の説明の都合と、積分を使うと読まれないのではないかと思ったので、少し乱暴な近似計算を... -
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具体例でみる熱力学4/蒸気圧で仕事を取り出す方法
前回から読む最初から読む ここまで、水溶液と水を混合するとき、半透膜を使うことで上手くやれば力学的エネルギー(仕事)を取り出せることを示し、取り出せる仕事には上限があると仮定しました。 そして、その上限は半透膜を使った場合に限らず、どんな...