このブログのドメイン”tidbits.jp”(tbits.jpに変更前)は、過去にも使われていた中古のドメインだということが判明しました。
そこで、過去にどのように使われていたのか調べてみて……ちょっと驚いてしまいました。
ということで、このブログのテーマとは外れますが、驚いた理由を書き残しておきます。
企業のホームぺージだった
以前、このドメイン(tidbits.jp)を使っていたのは、
「株式会社ティッドビット」
という立派な会社だったのです。
2004年設立のブランドマーケティング会社。
会社のフェイスブックをみると、ウェブサイトのアドレスとして”tidbits.jp”と今でも記載されています。
「このドメイン手放していいの?」
と思いましたが、何か深い事情があったのでしょう。それ以上、深く詮索しないことにしました。
tidbitの由来
tidbitというネーミングの由来を、過去の「株式会社ティッドビット」さんのホームぺージから引用してみます。
tidbitは直訳で「おいしい」という意味だけでなく、「とっておき」という意味もあります。一人でも多くの方に愛される、選ばれるブランドを構築するためにtidbitは「とっておきのカンパニー」と感じていただけるポジションを目指すべく、港区南青山のアトリエを拠点に“献身的な情熱”というテーマをもって企画立案から表現にいたるまでのご提案をさせていただきます。
そうなんですよね。
自分も「Tidbits」という言葉が気に入って、このドメインを取得したのですから。
本当は、”.com”か”.net”がよかったのですが、さすがに取れませんでした。
“.jp”が空いていた方が不思議で見つけてすぐに取得したのですが、やはり先行者がいたということです。
過去の運用履歴の探し方
今回、過去の使われ方を探すために、Internet Archive Wayback Machineというウェブページのコピーを保存しているサービスを使いました。
このサイトにドメインを入力すると、こんな画面が出てきます。
黒い棒グラフが、サイトがキャプチャーされた日時です。
会社設立後の2005年から使われ、少なくとも2014年までは何らかの形で使われていたようです。
そして、キャプチャされた日時を選択すると、そのときのサイトが表示されます。
最初の頃のページは、Flashで作られたおしゃれなもの
2008年頃は、こんな感じ。
さすがにセンスがいいですね。
このドメインは安心なのか?
このドメインが過去に使われていたことがわかったとき、ちょっと不安になりました。
中古ドメインは過去の被リンクなどを受け継ぐので、SEO上優位なことがありますが、半面危険性もあるからです。
特にアダルト関係やブラックアフィリエイトサイトで被リンク張りまくっていたらペナルティを受けている可能性もあります。
ちゃんとした会社が運営していたことがわかって、ほっとしているところです。
念のため被リンクをみてみた
とはいうものの、2005年といえば、リンクシステムやディレクトリ型検索サイトなど、今ではスパムになってしまうようなSEOが当然のように行われていた時代です。
念のためどんなリンクがついているのか、確認してみました。
サーチコンソールは、まだ被リンクが見れないので、MOZのリンクエクスプローラーでの確認です。
リンクされているドメインは4つ、変なサイトから片っ端から被リンクをつけたわけではなさそうです。
ただ、被リンクの総数は、(この図にはないですが)370もあり、4つのドメインからこれだけの被リンクがあるが気がかりでした。
それで、調べてみると、ほとんどがコミュニティデザイン協議会という立派なサイトの下層(Tidbitさんが使っていた部分)からのリダイレクトでした。
変なドメインではなかったので安心しましたが、あらためてサーチコンソールでリンク確認しておこうと思います。