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ブログ「ちびっつ」の内容や目的を言語化してみた ブログのたな卸しのすすめ

方向性

このブログを始めて、約2週間が経ちました。

ちょうどいい時期なので、このブログは、どんなブログなのか、何を目指しているのか、どんな目的で運営していこうとしているのか、一度たな卸ししてみようと思います。

目次

たな卸しをして言語化する理由

この「たな卸し」は、仕事で身に着けたテクニックです。

新しい仕事に始めるとき、最初はイメージがつかめず、どのように進めていけばいいのか、ぼんやりとしかわかりません。

そんな場合には、まずやれるところからやってみるのが一番です。

もちろん、漠然としたまま続けていくと仕事は上手くいきません。

ある程度やって感触がつかめた段階で、仕事の目的や進め方を明確化する、これをたな卸しと呼んでいます。

ブログ運営も同じだと思って、たな卸しをすることにしました。

ブログの目的の明確化

まず、ブログの目的を明確化してみます。

目的を書き出す

このブログを始めるときに、頭にあったことを書きだしてみます。

  1. 知的好奇心を満たしてもらいたい
  2. 理系の分野に興味をもってもらいたい
  3. 科学に関する誤解をときたい
  4. 理系離れの傾向を止めたい
  5. そのうちメディアと呼べるほどの大きなブログにしたい
  6. 自分の承認欲求を満たしたい
  7. お金が欲しい
  8. 趣味として続けていけるものが欲しい
  9. 科学リテラシーを身に着けてもらいたい
  10. エセ科学を排除したい

順不同で書きましたが、色々ありすぎてバラバラです。

優先順位をつけてみる

ブログ開始時は「知的好奇心を満たしてもらいたい」という想いが強く、ブログタイトルもそれに合わせて決めました。

しかし、実際に記事を書いていくと「理系の分野に興味をもってもらいたい」という考えを重要視するようになってきました。

ということで、現段階では、

「多くの人に理系の分野に興味をもってもらいたい」

これが、ブログの目的です。

対象読者の明確化

「多くの人に理系の分野に興味をもってもらうためのブログ」なら対象とする読者は理系の人ではありません。

理系にしかわからないような記事は意味がなくなります。

かといって、簡単すぎる内容だと興味を持ってもらうことが難しくなります。

そう考えると、理系の分野について

「(文系コースの)高校レベルの知識がある人

を対象読者とするのがいいような気がします。

今までの記事は対象があいまいだったので、リライトする必要がありますが、今後は対象読者をはっきりさせて書いていくつもりです。

理系の人にも読んでもらいたい

「理系の人にも知的好奇心を満たしてもらいたい」という想いも残っています。
ですから理系でもあまり知らないようなネタを優先していく予定です。
理想は「理系でもあまり知られていないこと」を「高校生レベルの知識の人」に向けた記事にすることです。

それ以外の目的

「科学に関する誤解をときたい」「科学リテラシーを身に着けてもらいたい」という目的は、記事を重ねていくことで少しずつ実現できるよう頭の片隅に置いておきます。

また、「自分の承認欲求を満たしたい」「お金が欲しい」などは結果としてついてくるものと思っています。

記事内容の明確化

ライティング

「理系の分野に興味をもってもらいたい」という理念で運営するのなら、興味を抱かせる記事にしなければいけません。

例えば、

GPSとは何? その仕組みをわかりやすく解説してみた

という記事を書く場合、「GPSとは何か?」という問いに答えるだけではダメです。

それをきっかけに、もっと科学に興味を持ってもらえるような記事にしなければなりません。

「GPSとは何か?」という答えだけでなく、周辺知識も提示していく必要があります。

記事の書き方

今まで書いてきた記事もぼんやりとしたイメージでしたが、この方針にある程度沿っているような気がしています。

一体今までどのようにして記事を書いてきたのか、それを一度言葉にしておきます。

今後の記事作成がやりやすくなるからです。

ライティング方法の明確化

「周辺の知識まで含めて書く」
「できるだけわかりやすく書く」
「最後まで読んでもらえるように書く」
なかなか難しい注文です。

これまで記事を書くときに何を意識していたのか思い返すと、ストーリーだと気づきました。

記事にストーリーを持たせることで、周辺知識まで内容を広げることができます。

また、ストーリーがあった方が科学に対する興味も湧くような気もします。

  1. 主題を決める
  2. 周辺知識を含め、主題に沿った素材を集める
  3. ストーリーを形成するよう素材を選び配置する

これが、このブログの記事執筆の基本形です。

こうやってはっきりさせておけば、これからは記事が書きやすくなるでしょう。

文字数の考え方

周辺知識を含めれば、いくらでも長い記事が書けてしまいます。

長すぎると、ストーリーはあいまいになりますし、最後まで読んでもらえそうにありません。

これまでは、記事を最初に書いたときは、文字数も多くわかりにくい記事になっていました。

それを、不必要なものを削っていくことで形を整えるというスタイルで書いてきました。

5000字を超えていたものが、2000字以内に収まったこともあります。

自分の今の実力からいくと、2000字くらいがちょうどいいのかもしれません。

実力がアップすれば、リライトして文字数を増やしていくというスタイルにします。

自分の立ち位置の確認

計画

ここまでは、自分のブログのことだけを考えてきました。

でも実際には、他にも多くのブログやウェブサイトがあるので、その比較も大事です。

自分が作りたいと思っているものと同じようなブログが沢山あるのなら、差別化するポイントが必要だからです。

これまでも、記事を書く前には、必ずキーワード検索して他のサイトをチェックするようにしています。

そこでわかったのは、科学分野の記事は

初心者向けに何となくわかったつもりにさせる記事

専門的な記事

のふたつに分かれているということです。

狙いはその間です。

初心者向けの何となくわかったつもりにさせる記事(適当にお茶を濁しただけの説明)よりも、一歩踏み込んで説明した記事を書くことを、立ち位置とすることにしました。

たな卸しの結果

たな卸しの結果をまとめてみます。

目的
高校生レベルの知識を持った人に対して、より科学に興味を持ってもらうことを目標としたブログにする。

手段
ストーリーを意識することで、周辺情報を含めたわかりやすい記事を書く。欲張って多くの情報を詰め込まず、2000字程度に収める。

立ち位置
一般的な説明より一歩踏み込んだ情報を入れることを特徴にする。

なんかすっきりしました。

これから目的などが変わっていくこともあるので、ときどき立ち止まってたな卸しをしていくつもりです。

たな卸しのすすめ

ブログ初心者の皆さん、一度ブログのたな卸しをしてみてはいかがでしょうか?

方針をはっきりさせれば、力を入れるべき部分が見えてくるかもしれません。

自分の場合は簡単な方でしたが、稼ぐことを主目的にしている場合は、方針の明確化はもっと重要で、もっと難しくなると思います。

ときどき立ち止まって、方向性を明確にするのも大事なことかもしれません。


方向性

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